記事タイトル:第6回全日本選抜剣道八段優勝大会(愛知) 


書き込み欄へ  ヘルプ
ここは「剣道 いちに会」という剣道専門の個人サイトです!

1.匿名であっても、剣道関係者として気品と礼節あるカキコをお願いします。
2.特定の個人や団体に対する誹謗中傷はおやめください。
3.
個人情報の流出は厳禁です。
  (進路などプライバシーに関わる書き込みは違法行為として罰せられます)
4.書かれた本人や関係者が不快にならないように留意してください。
5.意見と感情論は違います。
  (根拠が明記されていないカキコは意見とは言えません)
6.カキコは書き捨てにしないで最後まで礼節をもってください。

7.ルールを逸脱したトピ・書き込みは、管理人Hide.により削除されることがあります。


お名前: dvd見学者   
DVDで試合を見ました。優勝された遠藤先生は竹刀を抜くとき下から抜いておられる
様に見えます。一般的には上から抜くようにと言われますがなにか理由があるのでしょうか?
[2008/06/30 15:21:46]

お名前: しーやん   
江口先生、ご出身は大分のかつての名門、安岐高校。
安岐高校は伝統的に、しない競技から派生した、縄跳びトレーニングを生かした、
跳躍力と自在の体さばき、足さばきと驚異的なスタミナで一世を風靡した学校。

しかも全盛期のご出身と来ていますから、濃い安岐の剣風を受け継いでいるはずです。

したがって、あの恐るべき体さばきも、その頃に培われたのでしょう。
60を過ぎてあの身のこなしを行うには、稽古と、自己管理ができていないと無理。
日ごろの稽古量の豊富さが伺えます。

対豊村教士戦も、今大会はほぼ直線的な動きしか遣わなかった豊村先生に対し、
左右のさばきから技が出せる江口先生が有利と思っていましたが、
実際その通りの結果でした。

豊村先生は本来、左右のさばきも遣える先生なんですけど、今回は江口先生に
翻弄された印象でしたね。

そういえば、今年は静岡の金木先生が、非常に元気の良いところを見せてくれました。
いつもは退きながら余して諸手面、そしてその場で片手面、といった具合に、
前に出てくる相手に合わせていく技が多かったのですが、今回は積極的に
前に出て技を放っていきました。それが功を奏し、素晴らしい試合をされていました。

反面、岩堀先生、ちょっと元気ないですね・・・。少し痩せられたような気も・・・。
[2008/04/23 22:35:44]

お名前: 見取り初段   
剣先を激しく動かす攻め(高橋教士とは真逆の印象を持ちました)
年齢を感じさせない素早い体捌き
半身で相手の面を抜きながら左面めがけて斜め前に飛び込むような独特のメン技
江口教士は今大会の中でひときわ異彩を放っていたように感じられました。
加えて準決勝では、敗れはしましたが
豪快な(担ぎ?)面の勢いで一回り大きな遠藤教士をよろめかせる場面も。
・・・氏は本当に還暦を過ぎているのでしょうか??
詳しい技術的なことは分からないのですが、いたく感動しました。
しーやんさん、どうご覧になられました?
[2008/04/23 03:47:47]

お名前: しーやん   
確かに船津教士のスピード、切れ、破壊力は現役バリバリを彷彿とさせ、
古川教士との一戦はまるで「丸目蔵人」並み・・・。

遠藤教士に決めた面は、入り際の強烈な攻め+遠藤教士の攻めがすっぽ抜けて竹刀が
裏に回って足を思わず止めた瞬間を打った、強烈な一撃でしたね。
あの一撃で勝負ありと思ったんですが、対古川戦よろしく、相手に火をつけてしまい
ました。
それからの遠藤教士の怒涛の反撃により、徐々に船津教士はなかなか攻めあぐね
ていきますが、数少ない機会に下攻めからのコテを放ちました。
これは船津教士の一本ありか?と思いましたが、直後の遠藤教士の引き面が一本に。

これで息を吹き返した遠藤教士、今度は船津教士の入り際に斜めに体をさばいて
上からたたきつけるような余し面を放って勝負あり。
試合後の船津教士のいかにも不満そうな態度で悔しそうにさっさと会場を後に
する姿を見て、二本目のコテは本人は「自分のコテ」と思っていたのかもしれない
と思いました。

が、52歳で現役時代と違わぬスピード、切れを有しているのは素晴らしいですが、
昨年から見ていて、ちょっと頼りすぎかな?と思いました。
それ以上に気になったのは、古川教士戦での荒い息遣い。七段戦ならば
「疲れているんだなぁ・・・」と許されても、これは八段戦ですから、余り
好感は持てないです。
返し胴については、非常に素晴らしかったですが、それ以上に素晴らしい返し胴
を打った先生が今大会は他にいらっしゃいました。

準優勝した氏家先生の、亀井先生に打った返し胴二本は、まさに返し胴のお手本
ともいえる技。特に1本目は素晴らしかった。力に頼らず作用で打った技で、
派手さはないけど、八段らしい見事な技。二本目は、中途半端に仕掛けた亀井先生の
打突をしっかり受けてから返していますが、これも基本技のような見事な技。
亀井教士は、昨年のような切れ味と凄みがなく、元気がなかったですね。
緒戦も序盤は石田健一先生のペースで試合が運んでいましたし、かなり危なかった。

豊村先生も健在でしたが、ここ数年は研究されていますね。特徴的な、
柔らかい手の内を生かした、あおって打つ直線的な鋭い面が、なかなか良い機会で
放てていません。
反面、江口先生のまさに「忍者」のごとき自在の体さばきが印象的で、
今大会のダークホースと言えましたね。
[2008/04/22 22:20:42]

お名前: とうきょう   
しかし、船津先生の面の破壊力はすさまじいですね。
遠藤先生に決めた初太刀は、
まるで百獣の王ライオンが獲物にくらいつくような
印象をもちました。
それから、流れるような面返し胴。
憧れますね。
[2008/04/22 18:55:08]

お名前: しーやん   
船津先生−古川先生の試合、非常に疑問が残りました。

まず、中盤に放った古川教士の突き、部位にはきっちり入っています。
残心も問題なかったように見えました。
しかし審判の旗はピクリとも動かず。
まさか審判が突き垂れの見える位置にいなかった?

それとも、色なくいきなり放っているので、3人とも「予測がつかなかった」
ため意表を突かれて上げられなかったのか?

試合中の船津教士の荒い息遣いを見れば、この勝負、試合には負けたが古川教士の
勝ちだったと思います。

正当な「一本にならない理由」があれば全剣連は公表して頂きたいと思います。
なぜなら、観客の多くは「あれで一本にならないのなら、我々の目がおかしいと
いうことじゃないのかな?修行が足らんなあ・・・。」
とこぼしていたからです。

全般的に「八段らしい試合を」との事前申し合わせ通りには、「半分半分」
と言った所で、納得の判定もあれば納得のいかない判定もあったように
見受けられます。
特に下からすくい上げる小手にはかなり厳しかったように思います。

個人的には氏家教士−高橋教士の試合が素晴らしかったと思います。
これぞ八段の攻めといわんばかりの、素晴らしい気の張り合いでした。

優勝した遠藤教士、今年はかなり勝負にこだわっていたように思います。
勝負強さは発揮しましたが、結構体を崩しながらの技が多かった。
決して調子はよさそうに見えませんでしたが、東京都の八段戦も
制し、今年はどうしてもタイトルが欲しかったのでしょうか・・・。
[2008/04/22 14:35:06]

お名前: 全結果   
日本剣道形
打太刀太田範士-仕太刀後藤範士
水田(茨城)-メメ船津(大阪)
古川(北海道)メメ-久保木(神奈川)
遠藤(東京)コ-寺崎(佐賀)
大嶽(愛知)ココ-コ二子石(兵庫)
岩堀(大阪)メ-メコ白石(栃木)
俣木(鹿児島)メ-高木(島根)
江口(大分)メコ-蒔田(千葉)
鈴木(和歌山)メ-メコ豊村(東京)
石田(大阪)メ-メメ亀井(熊本)
山本(富山)-コ氏家(東京)
高橋(京都)メコ-コ山中(埼玉)
藤原(広島)-メメ目黒(秋田)
牧瀬(福岡)メコ-宮澤(宮城)
佐藤(兵庫)コ-コメ末野(鹿児島)
重松(滋賀)-メ金木(静岡)
濱崎(東京)コ-祝(愛知)
2回戦
船津(大阪)ド-古川(北海道)
遠藤(東京)メメ-大嶽(愛知)
白石(栃木)-メコ俣木(鹿児島)
江口(大分)メメ-豊村(東京)
亀井(熊本)-ドド氏家(東京)
高橋(京都)ココ-目黒(秋田)
牧瀬(福岡)メ-末野(鹿児島)
金木(静岡)-コ濱崎(東京)
3回戦
船津(大阪)メ-メメ遠藤(東京)
俣木(鹿児島)-メメ江口(大分)
氏家(東京)コ-高橋(京都))
牧瀬(福岡)-ド濱崎(東京)
準決勝
遠藤(東京)メ-江口(大分)
氏家(東京)メド-濱崎(東京)
決勝
遠藤(東京)コ-氏家(東京)
[2008/04/22 00:15:48]

お名前: 審判は?   
古川vs船津戦の審判員はどなたがされていたのでしょうか?
[2008/04/21 23:01:35]

お名前: とうきょう   
私も見学させて頂きました。
やはり古川先生と船津先生の試合が最高でした。
1本返し胴を取られててからの古川先生の攻めと打突はすさまじいものが
ありました。船津先生が防戦一方になってしまいました。
あの「突き」はひな壇の先生含めて会場のほとんど
の人が1本だと思ったのではないでしょうか。
[2008/04/21 11:38:20]

お名前: 颯流   
当日会場で見ることができました。
素晴らしい試合ばかりで感動しました。
中でも古川先生と船津先生の試合は強烈に
印象にのこりました。
私も地域の試合で審判をしますが古川先生の
突きと面がなぜ一本にならないのかわかりませんでした。
八段ともなるとかなり一本の目線がちがうのか
自分自身勉強になりました。
[2008/04/21 09:17:42]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。
見学者さん、情報のご提供ありがとうございました!

さらに追加情報をお持ちの方は、アップをよろしくお願いいたしますヽ(^.^)ノ
[2008/04/21 07:54:44]

お名前: 見学者   
優勝 遠藤 正明(東京)
二位 氏家 道男(東京)
三位 濱崎  満(東京)
三位 江口 忠文(大分)
[2008/04/20 16:09:17]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る